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住宅の各種問題、リフォームについてのご質問についてお答えいたします

Q: お風呂のお湯を張ると青く染まって見えます。また、浴槽のお湯をはっている辺りに筋状にこびりついた青い汚れはいくら洗っても落ちません。なぜ、このようにお湯が青くなるのですか?
身体に悪影響はないですか?
青い汚れを取るにはどうすればよいですか?


A: 銅配管から溶けだした銅イオンが原因です。

住宅設備で使用される給湯配管は銅管を使うことが多いのです。
ここ数年、新築住宅では樹脂配管を採用するケースも増えてきましたが、それ以前は銅配管が主流ですので、日本の相当数の住宅の給湯配管に使用されているはずです。

銅配管から溶出した銅イオンはごく微量で、飲料水の水質基準では、1.0ppm(mg/l)以下となっています。給湯の場合、通常0.2~0.4ppmですが、この程度の濃度では人体にはまったく影響は無いそうです。

お湯が青く染まる原因ですが、銅イオンそのものが青い色を発生するわけではありません。
配管から溶けだした銅イオンと脂肪分《人の垢や石鹸》が結びついて出来た【銅石鹸】という物質が、空気中の酸素などと化学反応を起こして青い色を発生させるようです。

また、水質とも関係があるようなので、銅管を使用しているすべてのご家庭に青水が発生するのではないです。

浴槽のきっ水線に付着した青い汚れの除去法ですが、マジックリンが有効のようです。
特にバスマジックリンよりも、キッチン用が効能が強くてよく落ちます。

但し、付着初期のみに有効であって、長年にわたって付着した汚れが落ちるのはかなり難しいです。
喫水線の汚れはこまめに洗うほかに有効な方法はなさそうです。

ちなみにタオルなどの布が青く染まった場合は、2%ほどの食酢で薄めたお湯【70~80℃】に浸せば、数秒で脱色します。但し、繰り返しこの方法で脱色すると布が黄ばんでくるので注意が必要です。

Q: タイルのお風呂を30年近く使っているのでリフォームを検討しています。
 とりあえず2社の業者から見積りを取りました。
総額ではどちらもほとんど同じでしたが工事費の明細を見ると項目も金額もバラバラで一致するところが少ないのです。基準が判らないので迷っています


A: 一般住宅のリフォームでは施工費の基準となるようなものはありません。
施工目的にそってほぼ決まった項目はありますが、施工会社の事情によって単価や金額が異なるのが普通です。

施工会社の事情とはその会社が何を得意とするか?で変わる事情です。
住宅のリフォームをする場合、外壁塗装をするのか、屋根の葺き替えなのか、キッチンや浴室などの水廻りか・・・などそれぞれ専門得意とする業種があります。

『うちの会社はなんでも得意でやりますよ!』という工務店やリフォーム会社はたくさんあっても、本当にすべて自社で施工する会社は少ないものです。(皆無に近いと思います。当社も同じです)
リフォーム会社の中にはプラン作りや工事管理などだけして専門職はすべて外注という会社も少なくありません。

大工さんが中心となる工務店ならば木工事の造作は自前で出来て得意となりますが、水廻りなどの工事は設備屋さんなどへ外注となるので水廻りの見積りは高くなることもあるでしょう。

逆に設備工事を主にしてきたリフォーム店(当社がそうです)は水廻りが得意で自前で安くできますが造作などの工事は大工さんにお願いするわけです。

当社の場合、水廻りや内装に関するリフォームは得意で絶対の自信がありますが、増築など大工さんが中心となるリフォームや外壁塗装工事などは実績や自信があっても得意と言うとウソになります

また、外注経費に何%の手数料を載せるか?でも微妙に金額が違ってきます。

ですので施工会社の事情とは、
① 何を得意とするのか?・・・塗装屋さんか、大工さんか、電気屋さんか・・・etc

② 手数料や利益率の設定が会社やお店の事情で変わる

ということなんです。

したがってお風呂のリフォームだと水廻り工事が中心となりますので設備工事を得意とする会社の方がお安くなりますし安心できると思います。
但し、すべてがそうだとも言い切れませんので、リフォームの見積りは複数の業者からとるのがよいと思います。


Q: 洗面台の取替えリフォームを検討していますが、洗面台の下あたりから“卵の腐ったような”下水臭がしています。洗面台を新しくしたらこの匂いは消えるでしょうか?

A: 下水臭の原因が洗面台だけに起因するのではありません。
直接の原因は洗面台の排水ホースの防臭パッキンが劣化により破れてしまったことや、排水トラップの封水が切れてしまったことが原因と思われます。

“卵の腐ったような匂い”は硫化水素ガスで、浄化槽でし尿を細菌が分解する際に発生します。

浄化槽とつながる排水マスに洗面台の排水管が合流していると思いますが、通常、合併処理式の場合は匂いが逆流しない為に封水トラップを設けるなどしています。
封水とは配管の途中に水を常に溜めて悪臭を遮る水のフタのことです。
ですので洗面台の下が臭いということはその封水が切れてしまって下水ガスが流れ込んできているものと思われます。

処置としては洗面台の排水ホースの防臭パッキンの点検とトラップの点検となります。
これらが正常であれば下水臭は上がってきません。

尚、“卵の腐ったような”硫化水素ガスは水分に接すると化学反応して希硫酸となり、それが乾けば濃硫酸となって金属を急速に腐食させます。

大抵このような臭いの上がってくる洗面台の下を除いて見ると、水道の止水栓などの金属部分が真っ黒に腐食しているケースが多く見られます。
まだ止水栓等は真鍮製の非鉄金属ですからましですが、ガルバニウムや鉄板などは2年ももたずにボロボロに腐ってしまいます。

金属製の雨樋や給湯器のドレン排水がこのような排水マスに直結すると数年も経たないうちに交換が必要なほど腐ってしまうこともあります。
尚、浄化槽などから発生する硫化水素は希薄で人が吸い込んでも問題の無いレベルです。


Q: 和式トイレを洋式にリフォームする予定です。複数の業者さんから見積りを取ろうと思ってます。
いきなり業者を呼ぶのも怖いので電話で見積り金額を聞き出そうとするのですが、「現場を見ないとなんとも言えない・・・」と答えられます。簡単なリフォームでも見積りには現場調査が必要でしょうか?
よくチラシには【工事費コミコミポッキリ価格!】などがありますが・・・


A: 便器など商品の値引き金額は電話でも答えられます。
しかし、商品と言ってもトイレにしろキッチンにしろ製品のグレードによって40%値引きできるものから、20%しか引けないものもあるので、あらかじめ商品を決められて(例えばTOTOのネオレストの品番は何々、定価はいくらのとか)同じ条件で質問されるのが良いと思います。

工事費もおおよそならお答えできますが、やはり実際に現地の状態を見ないと迂闊なことは言えないのがホンネのところだと思います。

チラシにあるポッキリ価格については当社では分かりませんが、恐らく平均的な工事費を算出して、『これくらいの工事費ならいけるだろう・・・』程度のものだと思います。
正直言って大ざっぱなやり方だと思いますが、チラシの反響効果を上げるためには仕方ないかな、とも思います。

見積りはお客様にとっても業者にとっても非常に大事です。いい加減な見積りをすれば、いざ工事の時になってあれもいる、これも必要、予算が足らない、いや、余分な工程があったなど、お互いが困る事になりかねません。

ですのでいきなり業者を呼ぶのがお嫌なら電話で問い合わせをし、説明の仕方やおおよその金額、応対態度などからここと思う業者さんを何軒か呼んできちんとした見積りを取られてから決めるのがベストかと思います。

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