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太陽光発電システムの発電量と償却期間
ご自宅に設置した太陽光発電システムの費用が何年で償却できるのかを、ざっと計算してご説明いたします。
◇太陽光発電システムの発電電力量
仮に3KWのシステムとして計算してみましょう。
南面に向いた切り妻屋根、傾斜角度も平均とし、遮蔽物も無い、と仮定します。
年間に発電する量は、1KW当り/1,000KWが目安として、3kwでは年間の発電量はざっと3,000KWの電力量です。
※メーカー、モジュールにもよりますが、実際にはこれ以上の発電が見込めます。
但し、真南が条件ですから、東、西面となるとこの数字の8割程度くらいと考えてください。
◇発電した電気が生む利益
発電した3000kwの電気のうち、4割を自家使用に、残り6割を売電に回ったとします。
※当然、発電している昼間にご不在のお家ほど自家使用が少なく電気は余り、より多くの電気が売電へまわります。
① 自家使用→4割 = 1200kw
② 余剰電力→6割 = 1800kw
この数字を電気料金に換算すれば、
①は 1200×24円=2万8800円
②は売電で、1kw当り48円【平成22年現在】で関電さんが買い上げてくれますので、
② 1800×48円=8万6400円 となります。
合計金額で換算すると、¥115,000ほどになりました。
◇システムの導入費用
それでは先の3kwのシステムを設置するためのご費用がいくらくらい必要になるのか?・・・です。
当然、販売会社によってご費用の数字は異なってきますが、ここでは弊社の価格例として
ご参考にしてください。
弊社取り扱いメーカーでは、三菱のシステムが一番kw当りの材工単価がお安く、
3kwのシステムであれば、およそ175万円程度となります。【材工込・税抜き】
◇補助金
現在(平成22年)、太陽光発電システムには国から、設置するシステム1kw当りに7万円が補助されます。
大阪市や堺市などの一部自治体が重ねて補助してくれる場合もありますが、ここでは国からの7万円だけだと仮定しておきます。
3kwのシステムですから21万円の補助金が出ますので、先のご費用
175万円-21万円=154万円 が実質のご負担金となります。
◇償却期間
では、その実質金額である154万円は何年で元がとれるのでしょうか?
金利も考慮せず、単純計算であれば、すでにご説明した、3kwの太陽光発電が年間に生みだす
利益である11万5千円でご負担金額を割ればよいのです。
154万円÷11万5千円=13,4年
13,4年で太陽光発電システムのご費用回収が完了し、その後は寿命が尽きるまで、タダで発電した電気がご利用できる、というわけです。
※ソーラーローンなどを組んでいただいた場合の金利計算はしていません。
但し、売電価格の48円は10年間の約束ですから、上の計算は成り立ちません。
また、自家使用分を4割と設定していますが、昼間がご不在がちの家庭であれば、発電した電気の内、1割、2割しか電気を使わないことも多いかと思います。
これらのことから、上記のような太陽光発電システムの償却期間は、
現在のところ10年~15年といったところではないでしょうか?
◇太陽光発電システムは、オール電化併用が効果的
しかし、オール電化を併用した場合にはどうでしょうか?
オール電化による光熱費の軽減額はバカにはなりません。
場合によっては太陽光発電で得る金額を上回ることもあります。
お家によっても違いますが、オール電化を導入して得る経済効果は、年間に
数万円~10万円以上もの光熱費の軽減が可能になる場合もあります。
このお得なオール電化と太陽光発電の二つのメリットをあわせることで、設置費用の回収(償却)を早くすることが可能になります。
太陽光発電システムと一同時に、エコキュート、IHクッキングヒーターを導入して、オール電化にし、関西電力のはぴeプランに契約を変更すれば、まだ高価な太陽光発電システムも10年以下で償却、回収が十分可能になってくるのは言うまでもありません。
◇エコエネルギーで実現する地球環境への貢献と気づき
「今は何も困っていないから、無理して太陽光発電にしなくても、・・・」 もちろん当然です。
しかし、自然の恵みによって、電気という欠かせない恩恵をえるのは、とても魅力的で感動的なことでもあります。
また、日本や世界のエネルギーの危機、地球規模の環境破壊を避けるためにも、石油や天然ガスなどの化石燃料の依存度を下げ、非化石エネルギーの普及が急務とされている今日、できることから始めたいものです。そう、使っていない部屋の電気は消す、エアコンの温度も2度辛抱する・・・などなど。
一人ひとりが身近で些細なことから気づき始め、話題として取り上げることも大切だと考えます。
このことは、温暖化効果ガス削減に貢献するというだけでなく、今まで無関心で勝手放題してきた私たち現代人が、“自然の恵みへの感謝”に気づくきっかけにもなるでしょう。
平成22年4月吉日
㈱りらいふ
長渕圭司







